山元町社会福祉協議会の使途不明金問題発覚に係る当財団の対応について
1月29日付のお知らせに掲載いたしました山元町社会福祉協議会への助成について、2月1日現在の対応状況をお知らせします。
1月31日に、当財団監事1名及び職員2名で「やまもと復興応援センター」及び「山元町共同作業所」を訪問し、当財団からの助成に関して関係者への状況確認を行いました。
1.既に助成事業が終了しているもの
基金名:ジャパン・ソサエティ東日本大震災復興基金(ローズファンド)第一期
助成先:社会福祉法人山元町社会福祉協議会 やまもと復興応援センター
助成期間:2011年12月1日 ~ 2012年3月31日
助成金額:1,381,431円
確認内容:
既に受領している最終事業・会計報告書に沿って、本助成金に関する出納簿及び証憑書類、銀行口座通帳の現物を確認し、助成契約通り適切に執行が行われたことを確認しました。
財団の対応:
本確認をもって、本事案に関する対応を終了します。
2.助成が決定したが事業開始前のもの
基金名:ジャパン・ソサエティ東日本大震災復興基金(ローズファンド)第三期
助成先:社会福祉法人山元町社会福祉協議会 山元町共同作業所(工房地球村)
助成期間:2013年4月1日 ~ 2013年12月31日 (予定)
助成金額:2,500,000円 (予定)
確認内容:
下記項目について調査し、同作業所・施設長による会計管理がなされ、私的流用が疑われている範囲外にある旨の回答がありました。また、同施設においては、施設長、並びに施設内の会計担当者による会計処理上のダブルチェックがなされている旨も、あわせて回答を得ました。
・社会福祉協議会と山元町共同作業所の組織相関
・山元共同作業所の事業実施決裁のプロセス
・山元町共同作業所の予算執行決裁プロセス及び会計管理体制
財団の対応:
本確認をへて、本案件については、当財団として助成の可否について、1)今後の山元町社会福祉協議会他の関係機関による調査の進展、2)同協議会と当財団の間の協議等をふまえ検討します。また、その進捗及び結果については、2013年3月上旬をめどに、当財団ホームページ上にて公表します。
以上