宮城県で復興に取り組む5つのNPO代表者等が被災地の現状を伝え、参加者とともに応援のかたちを考えるイベントを開催します。また、被災地を応援する方法として事業指定寄付プログラム「あづめっちゃ」をご紹介します。ぜひご参加ください。
被災地みやぎの「いま」と出会い、つながる一日 in東大弥生講堂
~現場で奮闘する5人の物語~
日時:2013年5月11日(土)13:00~17:00(開場12:30)
アクセス:東京メトロ南北線「東大前」徒歩1分
主催:一般財団法人 地域創造基金みやぎ
(通称:さなぶりファンド)
https://sanaburifund.org/shiensupport/
運営協力:Art of Hosting in Japan有志
内容:
東北を襲ったあの大震災から2年が経過しました。その間にさまざまな活動が立ち上がり、まちの復興に向けて今日も奮闘が続いています。これらの活動は、震災で失われたまちの機能を取り戻そうとするだけでなく、これまでのまちに無かった新しいまちの創造に向けたさまざまなチャレンジが多くあります。
「誰もが暮らしやすいまちを作りたい」このような願いは、被災地だけでなく、どのまちでも共通の関心事ではないでしょうか? たまたま震災という出来事が、みやぎでの活動を加速したのであって、日本のどのまちでも同じような課題に悩んでいる状況があるのではないでしょうか?
このような思いから、みやぎで今取り組まれている活動をもっと多くの人達に知ってもらい、応援団を増やしていきたい。また、その活動をより加速するためのアイデアを共に考え、共に育てて頂きたい。そしてその果実を日本各地で同じように悩まれている方々へいずれお届けしたい・・・このような願いが生まれてきました。
みやぎで蒔かれ、育とうとしている種をみんなで大切に育てたい。その活動を知ってもらい、共に育て、応援してほしい。
だって、それはみやぎに必要とされているだけでなく、日本各地で必要とされていることだから。みやぎで起こっていること/始まっていることは決してみやぎだけに閉じられた話ではない、そう思ったときに私たちはみやぎの外へ出向き、より多くの方々にみやぎで起こっていることを、今の状況をお伝えし、共に考え、つながっていけたらと思いました。
このような意図を持って、新緑が眩しい5月の昼下がりに、みやぎで活動している方々を招いた対話の場を設けました。
参加くださった皆さんと共に「今」を共有し、これれからの応援のカタチを考えたいと思います。また、被災地を応援する方法のひとつとして、イベント参加5団体と地域創造基金みやぎが共同で実施する募金キャンペーン「あづめっちゃ」をご紹介します。
みやぎで今どのような種が蒔かれているのか、どのような果実を夢見ているのかを聞いて下さいませんか? そして、その種の育て方をみんなで考えてくださいませんか?
※このイベントは、さなぶりファンドが主催する被災地で取り組まれている活動に対する資金調達プログラム「あづめっちゃ」の取組みの一環として行われます。各活動の趣旨にご賛同頂けましたら、寄付等のご支援を頂ければ幸いです。
プログラム:
1)ストーリーテリング~みやぎの今~
現場で奮闘しているゲスト5人の方に、取り組み内容や活動の中から見えて来たこと、感じていることなどをお話してもらいます。
2)ダイアローグ~出会いとつながりあい~
5人の方々のお話を受けて、関心や興味が近い人達同士が出会い、つながりあう対話の時間を設けます。
※みやぎの特産品などのバザーやチャリティオークションを企画しています。また、終了後に食事会を企画中です。今後のご連絡をお楽しみにしていてください。
ゲスト(ストーリーテラー):
今回は、地域創造基金みやぎが展開している事業指定寄付プログラム「あづめっちゃ」に参加している5団体の方々をゲストにお迎えします。
【テーマ:未就学児】ダンス幼稚園実行委員会
震災によるストレスを抱えていても声に出して表現できない子どもたちへ、ダンスを通じて心の復興をサポートしています。
【テーマ:こども】(一社)キッズ・メディア・ステーション
石巻の子どもたち自らが取材して復興の様子を伝える新聞「石巻日日こども新聞」の制作を通して、子どもの視点での復興を発信して風化を防ぐ活動を展開しています。子どもたちが取材活動を通じて地域の復興に関わる機会となるとともに、取材を受ける地域内外の大人を勇気づけることを意図しています。
【テーマ:若者】(特活)Switch
震災以前にもまして、自分のキャリアや仕事、関係性に悩みや不安をもつ若者たちがいます。一緒に考え、出来ることを共にしていくワークショップとインターンを実施しています。
【テーマ:中高年】(特活)笑顔のお手伝い
被災した外国人、特に外国人妻たちを対象に日本語講座やパソコン講座などの就労支援と日々の生活の支援を行っています。弱い立場に置かれている被災外国人の経済的自立や多文化共生を目指しています。
【テーマ:高齢者】(特活)亘理いちごっこ
スタッフ 熱海 龍太郎さん
仮設住宅やみなし仮設住宅などで孤立してしまいがちな高齢者世帯を中心に一軒一軒訪問して傾聴活動を行っています。同じ町の人間として寄り添いながら、被災者ひとりひとりが震災の辛い体験を整理し、心の負荷を少しでも軽くして前に進むことをサポートしています。
ぜひご参加ください:
- みやぎの震災復興に関心のある方
- みやぎ&東北出身の方
- みやぎに震災復興支援のボランティアに来てくださった方
- みやぎの震災復興との関わりを探している方
- みやぎの震災復興の活動を支援したい方
- まちづくり、ひとづくりに関心がある方
- 地域課題への取り組みに関心のある方
参加費:1,000円 (会場費など)
定員:50名
事前申込: 以下の申込フォームからお申し込みください。
申込フォーム:http://bit.ly/Zwj1KO
※受け付け確認のメールは特にお送り致しません。当日会場でお待ちしております。
※申し込み後キャンセルされる場合は、ご連絡を頂けると大変助かります(TEL. 022-748-7283)。
※イベントではスタッフが写真撮影を行います。撮影された写真は地域創造基金みやぎの広報活動に使われる場合があります。ご了承下さい。
お問い合わせ:一般財団法人地域創造基金みやぎ
TEL:022−748−7283 FAX:022−748−7284
Eメール:info☆sanaburifund.org(☆を@に変えてお送りください)
チラシダウンロード(PDF):
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