参加者募集!
当財団では東日本大震災による避難所その他による助成の権利侵害や尊厳に関わる問題等を踏まえ、休眠預金制度を活用した「女性のエンパワメントで高める地域の防災力 リーダー育成事業」として、平時から「ジェンダー平等の視点」が地域に反映され、多様性に配慮された”しなやかな社会”が醸成されることを目標として、約2年半休眠預金制度を用いて、全国7事業に総額2.1億円の資金提供を実施しました。
当財団では、東日本大震災の際に女性たちが置かれた様々な困難な状況、なかでも避難所の運営や復旧・復興の過程に女性の意見や要望が反映されにくかった現状に対し、再び同じことが繰り返されないよう、地域において「防災×女性リーダー」を育成する7つの事業に対して資金助成を実施し、 2年半にわたり全国7地域で女性防災リーダー育成事業を実施してきました。
全国7地域で350人以上の女性リーダーを育成するプログラムを進める中で、十二分に防災・減災に関する女性リーダーが育成できるという確信をもてました。活発な女性防災リーダーの育成、新たなネットワークの事例とともに、本事業全体の成果について発信します。
また、この分野の研究者である浅野先生にジェンダーと防災にかかる話題提供をお願いしています。
日本中どこに住んでいても、地震等の自然災害のリスクから逃れることはできません。自分たちの住む地域において防災・減災を進めるために私たちは何をなすべきか。今なお大変な苦労や困難が続く能登半島における状況を踏まえて、災害時の女性支援とそのためのリーダー育成について思いと知見を深めていければと考えています。
◆成果報告
<話題提供>
減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表 浅野幸子さん
・令和6年能登半島地震の女性の経験と思いに関するヒアリング調査
<資金分配団体として>
公益財団法人地域創造基金さなぶり(宮城県)
<実行団体として>
一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと(青森県)
認定NPO法人いわき放射能市民測定室(福島県)
一般社団法人こども女性ネット東海(愛知県)
一般財団法人大阪男女いきいき財団(大阪府)
特定非営利活動法人U.grandmaJapan(愛媛県)
公益財団法人高知男女共同参画社会づくり財団(高知県)
有限会社ミュースプランニング(熊本県)
<評価コメント>
神戸大学 大学院国際協力研究科(学校防災・防災教育)
教授 桜井 愛子さん
<チラシ(PDF)>
・ チラシデータ
<参加申込>