2014年9月15日(月・祝)、仙台国際センターにて「感謝のさなぶり」が開催されました。来場者は、スタッフを含め約100人。当日来られなかった方からもたくさんのメッセージをお寄せいただきました。ありがとうございました。
「感謝のさなぶり」は、地域創造基金さなぶりが一般財団法人から公益財団法人へ移行したことを受け、これまでのご支援に感謝するとともに、これから弊財団が東北で果たす役割を考える機会として催されたものです。
当日は、アイリスオーヤマの大山社長や、東北に根差した新聞社である河北新報社の佐藤記者、コミュニティ財団の先駆け、京都地域創造基金の深尾理事長にご登壇いただき、地域でお金が循環するための課題、市民が市民を支える仕組みなど、他地域の事例を交えてお話しいただきました。
また、助成先として弊財団とともに東北のため歩み続けている、いわて地域づくり支援センター若菜様、にじいろクレヨン柴田様、寺子屋方丈舎江川様にご登壇いただきました。コーディネーターは、助成財団センターの渡辺様。それぞれの視点からの東北の課題や、幣財団に望むことなどお話いただきました。
弊財団は、全国324人の発起人からお預かりしたご寄付484万円を設立資金として、約3年で553件、12億7千万円を超える資金を東北へ届けることができました。震災から3年半が経ちましたが、まだまだ復興への取り組みは始まったばかり。これからも資金が必要な状況が続きます。私たちが見えている状況を皆さまへお伝えし、ともに復興の取り組みを加速させること、そして元気な地域を創造していくことが私たちの使命であると考えます。皆さま方におかれましても、変わらぬご支援・ご関心を頂けますと幸いです。