支援先団体同士の経験共有・学びあいフォーラムについて
こども☆はぐくみファンドでは、0~18歳までの子ども達の成長環境の改善を目指しており、その一環として、支援先団体同士の学びあいの機会を設けました。
団体の活動内容や助成事業の内容を共有することにとどまらず、今後東北の子どもをとりまく地域の復興とまちづくりに必要な取り組みを、団体相互で確認することを目的としました。
地域を超えた連携や、知見の共有を図るため、各県単位などではなく岩手県・宮城県・福島県の3県を連合した形で開催しました。
開催概要
日時:2012年10月28日(日)11時30分~17時
2012年10月29日(月)9時15分~16時
場所:仙台国際センター
対象者:こども☆はぐくみファンド支援先団体(計40団体)
主催:公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
実施:一般財団法人 地域創造基金みやぎ
参加団体
参加者数:2日間合計44名26団体
10月28日(日)41名24団体、 10月29日(月)33名23団体
参加団体:
【岩手県】
(特活)未来図書館、助産師有志の会
【宮城県】
(特活)冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク、気仙沼おとひめ会、(特活)アフタースクールぱるけ、(特活)ハイビスカス、(特活)まきばフリースクール、(特活)にじいろクレヨン、(特活)アスイク、(般社)ぶれいん・ゆに~くす、アクティブルーム伊達っ子実行委員会、(特活)輝らら会、(特活)マザー・ウイング、こどもとあゆむネットワーク、ハート&アート空間ビーアイ、(特活)マザーリンク・ジャパン、グッドニュース・プロジェクト、おはようシアター、(特活)みやぎ子ども養育支援の会、(特活)底上げ
【福島県】
(特活)まごころサービス福島センター、(特活)あぶくまエヌエスネット、(特活)チャイルドラインこおりやま、(特活)あるきんぐクラブネイチャーセンター、福島南子ども劇場
実施内容
- 団体や支援を受けて実施している事業の情報交換
- ダイアログ:参加者同士が出会う時間(参加者同士がペアになり、お互いをインタビュー)
- ダイアログ:東北の子ども成長環境を考える上で課題や良い変化の共有
- ダイアログ:参加者が話し合いたいテーマを出し合う時間
- ミニ講義:子どもの権利を活かした活動、子どもの保護の指針(CSP)の紹介
- ミニセッション:寄付金の獲得~震災後の潮流と今後~
- ミニセッション:シンプルで分かりやすい会計体制について
ファシリテーター:嘉村 賢州氏 home’s vi (ホームズビー)代表理事
参加者アンケート
参加者へアンケートを行い、参加した感想やプログラムの改善点を集計しました。
アンケートの一部抜粋
【プログラムのどんなところが印象的でしたか?】
・たくさんの参加し方々と 対話でき、それが表面的なかったこと
・日頃抱えていた 課題解決の方法や道筋がみえて、すっきりしました
・寄付の使い方(集め方)参考、活用したい
【プログラムのなかで、特に役に立ちそうだと思うのはどの部分ですか?】
・色々な分野での考え方の違いなどがわかり、日常の活動のヒントになった
・全国に子どもの支援をする方がこんなにいるという所。同じ事業をしている所とのつながり
【ご意見やご感想など】
・とてもよい機会を頂きありがとうございました。日々の活動で精一杯で走り続けています。でも、今回のように立ち止まってまわりを見渡したり、自分を見つめなおすことがとても大切だと思いました。無理やりにでもこのように機会をつくらないとできないので、次回へも期待しております。
・支援者側、活動する側との直接的な意見交換ができて良かった。ありがとうございました。
・これからの支援はよりよい支援のために他団体との連携は必要だと感じました。次回を楽しみにしております。ありがとうございました。