地福寺出開帳 両国回向院 復幸支縁基金 について
「地福寺出開帳 両国回向院 復幸支縁基金」は、両国回向院と公益財団法人地域創造基金さなぶりとが協働で実施する資金助成事業です。被災された方々が一日でも早く心の平穏を取り戻すことができますよう、大きな悲しみや傷を負った心のケア、社会的に弱い立場の方々の避難生活を支える事業、また、それらの事業をよりよいものとするための勉強会や研修の開催に対して最大50万円の資金を助成します。
事業の背景
2014年11月8日から24日にかけて、東京都墨田区両国の回向院において、東日本大震災で亡くなられた方々のご供養と被災地の復興を祈念し、宮城県気仙沼市・地福寺ご本尊「延命地蔵菩薩」の出開帳が開催されました。出開帳は、遠方にあり中々お参りできない寺社仏閣の秘仏等を東京(江戸)でも拝めるよう、秘仏等に東京(江戸)にお越し頂く行事であり、回向院を中心に江戸時代より大きな賑わいを創出した催しです。
このたび、この出開帳の収益を原資に「地福寺出開帳 両国回向院 復幸支縁基金」を設け、被災地で暮らす方々の心の平穏に寄与する事業に資金助成を行うことといたしました。
両国回向院 URL : http://ekoin.or.jp/
●○対象
対象地域:岩手県、宮城県、福島県 ※気仙沼市で行われる事業を優先します。
対象期間:2015年4月1日から2015年12月31日までの間で、最短3ヶ月間、最長9か月間の事業
対象事業:東日本大震災で被災された方を対象とした、①メンタルヘルスケア、②グリーフケア、③子ども・子育て支援、④社会的弱者(障がい者・高齢者・ひとり親世帯・生活困窮者・外国人等)支援の事業。
◆対象活動例◆
グリーフケアを目的とした交流会や分かち合いの会、メンタルヘルスに関する勉強会や講演会、子どもを対象としたワークショップや遊び場、住民があつまり交流する場(お茶っ子やサロン)の実施など。
◆対象外の活動◆
営利目的の事業、「個人」を対象とした事業、仮設住宅等の個別住居部・共用部等の施設・設備の改修・修繕、機材などの購入のみが目的の事業、反社会的勢力に関係する事業等
●○対象団体
岩手県、宮城県、福島県に主たる事務所をおき、事業を実施している任意団体、特定非営利活動法人、社会福祉法人、一般・公益社団法人、一般・公益財団法人、各種組合等。法人格の有無は問わないが、概ね1年以上の活動実績のある団体。報告書の提出と資金の管理ができる団体。
●○助成金額
上限50万円
使途の例:活動に必要な物品の購入、勉強会や講演会の講師への謝金、チラシや冊子などの印刷費、交通費、ガソリン代、研修や先進地視察に行くための費用、食材・材料費など。
※申請団体のスタッフの人件費は助成申請額の3割まで。
●○報告書について
事業終了後1ヵ月以内に、所定の様式に基づいた報告書(簡易な会計報告を含む)と活動の様子が分かる写真(画像データ)をご提出いただきます。※領収書は適切に保管・管理をお願いします。
●○お問い合わせ先
公益財団法人地域創造基金さなぶり 担当:川村・鈴木
〒980-0804 宮城県仙台市青葉区大町1-2-23桜大町ビル303
TEL:022-748-7283 FAX:022-748-7284
E-mail:shienkikin@sanaburifund.org
お問い合わせ:月曜日~金曜日(祝祭日を除く) 9:30~18:30